バブル政策 2008 2 16

 最近、急速に利下げをしているFRB。
結局、今後、目指している金融政策は、バブル政策なのか?
 1990年代後半のITバブル(株式バブル)
 2004年から2007年までの住宅バブル(不動産バブル)
 (ついでに、対テロ戦争という国防バブル)
今度は、どのようなバブルを始めるのでしょうか?
 今のところ、思いつくのは、意図せぬ「商品バブル」。
「人口13億人の中国」と「人口10億人のインド」が、
欧米人のような生活を望む時、
「過剰流動性」と相乗効果で、商品バブルは起きるでしょう。
しかしながら、商品バブルは、国民生活に大きな痛みをもたらすでしょう。
 ITバブルも、住宅バブルも、資産価格の上昇だけで、
消費者物価指数は、比較的、落ち着いていたと思います。
(こうしたバブルは、直接、国民生活に害がないと言えるので、
「無害バブル」かもしれません)
 しかし、商品バブルとなったら、
消費者物価指数は、恐ろしいことになるでしょう。
(つまり、国民生活に害をもたらすので、「有害バブル」と言えるでしょう)
 応急措置として、利下げをするのは仕方ないでしょうが、
将来、実質マイナス金利にまで踏み込むのは、やりすぎでしょう。

原始的 2008 2 2
 最近のアメリカ経済を見て、思うことを書きます。
FRBは、急速な利下げを行っていますが、はたして、それでいいのか。
 私の記憶違いかもしれませんが、なんとなく、既視感を感じます。
アメリカは、1990年代後半のITバブル、そしてバブル崩壊。
さらに、エンロンの破綻、その上を行ったワールドコム破綻。
(この時は、会計粉飾、会計監査が問題になったと思います)
 こうした不景気に対応するために、
FRBは、急速な利下げを行ったと記憶しています。
しかし、その結果、住宅バブルが起きたとも言われています。
(FRBと似たような時期に、
ブッシュ政権は、軍事バブル(国防バブル)で、不景気に対応したのでしょうか。
これは、財政出動でしょうか?)
 こうしてみると、なんとなく、既視感を感じます。
いや、アメリカ経済の「再放送」のような気がします。
どこまで、再放送するのでしょうか。
 バブル崩壊の苦しみは、新たなバブルで消すのか。
後世の学者は、「原始的な経済運営であった」と思うでしょう。
 なぜ、歴史は繰り返すのか。
人間は反省しないと、同じ過ちを犯す。
その人間が歴史を作っているから、歴史は繰り返すことになる。
いや、歴史の再放送かもしれません。
















































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